過去ログ - 侍「なぜ俺の家に童女が……」 幼女「ムニャ……」
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98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:51:27.20 ID:5DyySs1Ro

 お侍はそう吐き捨てると、童女の肩をつかんで歩き去ろうとしたそうな。
 よろめきながら引かれる童女。建屋の入口に向かう坊様。

 と。
以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:51:55.92 ID:5DyySs1Ro

幼女「……」トテテ

侍「おい、ゆき?」

以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:52:21.36 ID:5DyySs1Ro

 拾った和紙を坊様に渡しましたと。
 坊様、礼も言わずにそれを受け取りますと、また建屋の入口に振り返りました。
 しかし。



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:52:49.00 ID:5DyySs1Ro

幼女「足りない」

坊様「?」

以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:53:16.71 ID:5DyySs1Ro

 先ほど童女が坊様に渡した和紙。それにはごちゃごちゃと何かが書かれておりました。
 童女はその一か所を指さして言います。



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:53:43.11 ID:5DyySs1Ro

幼女「子曰、学而時習之、不亦説……」

坊様「……」

以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:54:34.64 ID:5DyySs1Ro

 ぽかんとするお侍を尻目に、今度こそ坊様は手習所に入っていったのでございます。
 どうやら童女の手習所通いが許されたのだと気付いたのは、しばらく後のことだったそうで。

 ん? お客様、ご存じない?
以下略



105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:55:04.78 ID:5DyySs1Ro

侍「お前って結構すごい奴なんだな」

幼女「?」

以下略



106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 22:55:52.34 ID:5DyySs1Ro

 童女を手習指南所に預けて楽をしようというお侍の魂胆は、とりあえず成功したようで。

 ……すみませんなあ、短いようですが今日はここまでとさせていただけないでしょうか。
 いえなに、今日は仕入に体力を使ってしまいましてな、恐れながら少し休ませていただこうと思った次第でございます。
以下略



107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/06(日) 01:00:50.64 ID:uNrc8SxAO
乙!
あっしは、硯も一緒に買おう

つ「高翌麗人参」


108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/02/06(日) 01:03:18.27 ID:uNrc8SxAO
「高」と「麗」。どっちに反応したんだ
誰かやってくれ


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