過去ログ - ライナ「ん? どこだここ?」霊夢「…………あんた誰よ」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 00:03:54.82 ID:k8lvpTwN0
訂正


ライナは「面倒くさいことばかりだ」と一人ごちたあと考える。

(魔理沙の奴は魔法使いと言っていたしな……あれが魔法であることは間違いないだろう……なら!)

 ライナは一度目を閉じた後もう一度目を開け、自分の目に五芒星を浮かべる。

 その五芒星の名は複写眼(アルファスティグマ)、あらゆる魔術の構成を読み取りあらゆる魔術をコピーする魔眼。

 それの存在は、ライナの居た世界では持っているだけで大量虐殺の化物と呼ばれ、忌み嫌われる、そんな目。

 その目で、ライナは魔理沙を見つめ構成を読み取る。
 
 (へぇ〜、それがそうなってそうなるのか、なるほど面白い構成だな、あぁなるほどそれを試していなかったな、これは呪文がいらない

 タイプなんだな)

 などと一しきり魔理沙の魔法を見て新しい、自分の代で見ることもないだろうと思っていた魔法に少し興奮を覚えながら、

 その構成に自分で納得した後見落としが無いかもう一度魔理沙をじっと見る。

 ライナが何をしているのか事情を知らない魔理沙は、ライナが真剣な表情で自分をじーと見ているのに恥ずかしくなったのか。

 「お、おい、そんなにジロジロ見るんじゃないぜ、早く始めようじゃないか」

 などと照れを混じらせながら言う。

 そんな魔理沙の気も知らず、ライナは完璧に構成を把握したのか。

 「あぁいいぜ…………よっと!」

 と、フラフラしながらライナは魔理沙の前まで飛ぶ。

 「あぁ、少しバランスを取るのが難しいな、まぁすぐに慣れるか……よしまぁ面倒くさいけど当分の宿を貰うぜ?」

 「おいおい、そういうのは勝ってから言うもんだ、ぜ!!!」

 と笑みを浮かべながら先手必勝、とでもいうかの如く魔理沙はまるでロケットを思わせる速度でライナの方へ飛び出す。

 「うぇ!? そんなに速いの!? うわわ!!」


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