過去ログ - ライナ「ん? どこだここ?」霊夢「…………あんた誰よ」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 13:00:27.34 ID:Lz3CrPzM0
 「うわああああああああああああああああああああ!!」

 ライナは叫びながら飛び起きた。

 ひどく冷や汗とを流しながら、息使いあらく言う。

 「はぁ、はぁ、はぁ、ゆ、夢かよ……はぁ、なんだ? 幻想郷に来てから夢見が悪くなってるんじゃなのか俺?」

 なんて、顔を悲痛に歪ませながら言う。

 しかし、自分を一旦落ち着かせ、息遣いと心を整える。 

「あ〜中途半端に寝たから頭が痛いな……お腹もすいたし、何かないのか……ん?」

 と、そこでライナの鼻は気付いた。

 自分のベットのすぐ隣の机に少しさめた、でもおいしそうなスープとパンがあったのだ。

 そこには上紙と一緒にこう書かれていた。

 『病人はしばらく大人しくしているんだぜ?』

 と、そう書かれていた。

 その紙を見て、ライナは少し微笑んでから、思う。

 この複写眼を、魔理沙は知ったらどう思うか、と。

 この複写眼を恐れるだろうか、と思う。

 この忌み嫌われた魔眼は、人をいや、この普通じゃない魔眼は、何もかもを殺すかもしれない。

 そんなものを近くに置いといて、恐れないだろうか、と。

 「あ〜さっきの夢のせいかな? ちょっとネガティブになってんな……」

 そう思いながらも、少し暗い顔で、パン食べるライナ。

 いつもそんな暗い顔なんてしていると、フェリスが長剣でぶん殴ってきて全部茶化して、そんなこと忘れさせるんだけどな、

 とライナは思い、くっ笑する。

 「まぁなんだかんだ言っても、あいつは言い相棒だな」

 そう少し、気分を直しながら、ライナはパンを食べた。

 ライナは食べ終わると、家の中を歩き始め思う。

 「すげー散らかりようだな……少しは片づけろよ……」

 なんて、思いながら、そこらへんに散乱している魔導書をを見つけ、拾って真剣に読んでいるとそいつはあらわれた。

 コンコン、と、扉をたたく音がする。

 「んぁ? 誰か来たのか? まぁめんどくさいから良いか」

 と、居留守を決め込もうとしてもコンコンと扉をたたく音がする。

 ライナが無視して本を読んでても、コンコンと扉をたたく音がする。

 五分たってもコンコンと音がする、7分たってもコンコンと音がする、ジュップンタッテモコンコントオトガスルコンコント

 「て、うるせええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

 ライナは勢いよく玄関の扉を開けた。


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