過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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213:1[saga]
2011/03/17(木) 15:56:27.54 ID:+kOB7SVc0

洗濯機「てめぇらずっと待ってたんだろ!サーシャが天使にならなくてすむ、サーシャの敵にまわらなくてもすむ……そんな誰もが笑って、
    誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを。今まで待ち焦がれてたんだろ?こんな展開を……何のためにここまで
    歯を食いしばってきたんだ!?てめぇのその手でたった一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのかよ?
    お前らだって主人公の方がいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねえ、命を懸けてたった一人の女の子を
以下略



214:1[saga]
2011/03/17(木) 15:58:43.97 ID:+kOB7SVc0

五和に向かって光と同じ速さで放たれたはずの矢は、見えない力によって分散され、掻き消された。

単純に、それを阻む存在に気がつかなかった私の不注意である。

以下略



215:1[saga]
2011/03/17(木) 15:59:59.81 ID:+kOB7SVc0

そうだ、いけない。私とした事が、ついうっかりと本筋から外れてしまうところだった。
いくら横道に逸れるのも良い事だとは言え、本筋を疎かにしてはいけない。
幹があっての枝葉であり、本筋あって横道でもあるのだ。

以下略



216:1[saga]
2011/03/17(木) 16:00:52.35 ID:+kOB7SVc0

それにしてもいけない、私としたことが。
本当は五和を跡形もなく消し去る威力の矢を放ったつもりだったのに。

無意識のうちに手加減してしまったのだろう。だから、こんなちっぽけな結界に阻まれてしまった。
以下略



217:1[saga]
2011/03/17(木) 16:02:27.41 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「それで質問ですが、あなたは何をしにここへ来たのですか?」

神裂「愚問ですね。いちいち言わなければ分からないのですか?」

以下略



218:1[saga]
2011/03/17(木) 16:03:27.68 ID:+kOB7SVc0

神裂「ッ…!?」


慌てて刀を抜き、レーザーを防ぐ。
以下略



219:1[saga]
2011/03/17(木) 16:05:26.32 ID:+kOB7SVc0

神裂「…ぐっ……!?」


脂汗を浮かべながら苦悶の表情を浮かべる神裂。
以下略



220:1[saga]
2011/03/17(木) 16:06:59.62 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「……五和は3発ほど持ちましたよ」

神裂「ちょうど今、3発ほど被弾しましたが…」

以下略



221:1[saga]
2011/03/17(木) 16:08:11.12 ID:+kOB7SVc0

もう取り返しがつかない。すべてが終わって、後は片付けに入るだけの段階に来ていると。

そう思っていた、そう予測していた私を裏切る様な事を、神裂は言い放った。

以下略



222:1[saga]
2011/03/17(木) 16:09:23.69 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「上の命令ですか?」

神裂「いいえ、これは……私の意志ですッ!!」

以下略



223:1[saga]
2011/03/17(木) 16:10:55.62 ID:+kOB7SVc0

サーシャ「解一、理解不能です。あなたに何の権利があって私を連れ戻そうとするのでしょうか?」

神裂「白々しい。本当は分かっているのでしょう?」

以下略



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