過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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388:1[sage]
2011/12/07(水) 05:20:03.21 ID:PjMV23DC0

なぜなら今回のこの話は、私は最初からヒーローなどではなかったのだから。
いや、そもそも今までの話自体、私は主人公ではあったにせよ、ヒーローではなかった。

いつだって決め手は他の人間だ。
どちらかと言えば助けられた事の方が多く、また脇役であった事の方が多かった。

そして今回の件も例外なく、私にとっては他力本願なのだ。
誰かが私を救ってくれるのを待っているのだ。

主人公失格かもしれないが、それでも私にとってはそれが全てなのです。


だから、何を信じて戦うのか?何を根拠に困難を乗り越えられると信じているのか?

そう聞かれたら、私は胸を張って情けない答えを言う。


サーシャ「私を助けようとしてくれる人達が居る。だから私は諦めるわけにはいかないのです」


「運命なんて関係ない、未来は自分の手で切り開くものだ」
なんてヒーローの様にカッコいい事の言えない私だが、別に私がヒーローでなくてもいい。

運命も自分の力さえ信じられなくても、私のために戦ってくれてるヒーローさえ信じる事ができれば、私はまだ前を向いて戦える。




嘘ではない。




ほら、この果ての果てまで漆黒だった世界に亀裂が入り、そこから一筋の光が差し込んできました。

それは劣勢だった私にとって、確かな形勢逆転への希望となる。



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