過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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65:1[saga]
2011/02/12(土) 20:43:21.11 ID:vQio53aR0
サーシャ「第一の質問ですが、まさか悪魔学に手を出そうとしたとか、そんな事はないですよね?」
いや、言葉が過ぎた。こんな聖女の様な御方に向って、私は何と失礼な事を言っているのか。
ヴィリアン「えっ!? い、いや、そそそそそんなことあるわけないじゃないですか!?」
サーシャ「……」
これはまたベタな反応だ。きっと手を出してはいないが、出しそうにはなったのかもしれない。
コックリさんレベルじゃないですよ、悪魔崇拝って。しかも異端審問の大御所であるイギリスで。
もしかしたら第三王女様も、「コックリさん、あの騎士様は、私に想いを寄せていますか?」なんてやっていたのだろうか?
まあコックリさんが日本のおまじないであるという事実は、どこかに置いておきましょう。
それにしても、王女を悪魔学に手を出させる手前まで追い込むとは、あの後方の魔術師も罪な男ですね。
いえ、色恋沙汰が原因だというのは、悪魔学なだけにあくまでも憶測なのですが、きっとそうなのだと思います。
ヴィリアン「こほん…それでですね、この書はおそらく、悪魔学で使われる術式を介して、
ルシファーが天使だった頃の属性を使用するためのものだと思われます」
サーシャ「ルシファーが天使だった頃の属性?」
ヴィリアン「ほら、天使の術式では、それぞれに四大属性と同義の意味合いを持たせているではありませんか」
サーシャ「第一の質問ですが、ルシフェルはラテン語で“神の光を掲げる者”。つまり、光というわけですか?」
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