299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:28:27.66 ID:fBjePAhAO
一瞬後にでも長門に降り注ぎそうな槍の群れを見て思わず長門に飛び付き床に押し倒そうとする。
「な、キョン!? なにをバカな……」
そう冷静に考えればこれは俺の失態だ、長門は朝倉より強いらしいし、長門にはどうやら朝倉には絶対に負けないという自信と根拠があるらしい、そんな状況では護衛対象が自ら朝倉の攻撃を受けようとしたりしなければ長門が負けることなどありはしない。
だったら俺は長門の後ろで小さくなっているのが一番長門と俺自身のため……そんなことはわかっているが俺には長門の知らない(と思われる)ところでコソコソ裏工作をしていた負い目があったから、万が一にも長門が朝倉に敗北して串刺しになる場面を想像してしまったのだ。
「こ、こら、やめないかキョン! ほらそんなとこに手をおいちゃ……ッ〜〜〜〜!」
長門は少し身を捩り抵抗していたが立ったままもみ合っているよりはおとなしく倒れた方が安全だと判断したらしく逆に俺に抱きつくと体重を後ろにかけ倒れこんだ。
「うわっ!?」
「まさかキョンの下敷きとはな、嫌ではないが同期で予測できていなかったのは不可解だ。予測していればもっとちゃんと……」
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