過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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301:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:32:04.39 ID:fBjePAhAO
 ――何か全てが止まったような気がした。否、その瞬間、確かに全てが静止している。

「……ここまで、だ。朝倉涼子、この空間に仕込んでいた崩壊因子が既に効力を発揮している。勝敗は決した」

 そう腕の中の長門が静かに告げた次の瞬間。めまぐるしい光の粒たちが空間を駆け巡り、俺たちを取り巻いていた異界はあっさりと消滅し、ふと気付くとそこは夕暮れの赤に支配された慣れ親しんだ教室だった。
以下略



302:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:34:49.90 ID:fBjePAhAO
「……すまない、気を悪くしないで聞いてほしい、朝倉涼子。君はなぜ生きている?」

「……私が知りたいぐらいだよ」

 朝倉はそう言ったきり絶句すると床にヘタリと座りこんだ。
以下略



303:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:36:05.49 ID:fBjePAhAO
「まあいい」

 なおも議論を続けようとする長門の言葉を遮るようにして朝倉が言った。

「どうやら私は後一歩というところで命を拾ったらしい。これ以上の戦闘はお互いに不可能なようだし、ここは休戦といかないか。私もしばらく一人でこの命を噛み締めたい
以下略



304:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:38:13.39 ID:fBjePAhAO
「悪い。すぐにどく」

「いや別に悪い心地はしないが……彼に見られるぞ」

「ん? 彼って一体誰……」
以下略



305:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:40:39.79 ID:fBjePAhAO
 谷口が面白半分にハルヒに告げ口をするほどバカではないとは思うが……てか、別にやましいとこはないのだから別段恐れる必要はないのか?

「メガネがない」

 しかし堂々としていたら逆に問題ありな気も……。
以下略



306:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/09(月) 22:42:20.84 ID:fBjePAhAO
ヤバい、sagaを忘れた

各人で脳内補完してください。

ちなみに主はメガネがある方が好きです。


307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/09(月) 23:09:13.50 ID:6v61EqSuo
乙!
俺もメガネ派です


308:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2011/05/09(月) 23:13:10.02 ID:AYSbcWvAO


ドジっこ眼鏡は苦手だけど、それ以外は大好物です!


309:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/05/10(火) 09:15:27.46 ID:S5kJdDZ7o
朝倉さんが生きている。ぼくはそれだけで十分です。
乙!


310:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:14:42.94 ID:7pzfuvQAO
「それでは説明してもらおうか? キョン」

 そう言って、俺を睨みつける長門は珍しく本気で感情を露にしている。

「せ、説明って、なんのだよ?」
以下略



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