過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage saga]
2011/05/10(火) 23:28:08.82 ID:7pzfuvQAO
 大して広くもないカラオケルームに何人もいれば蒸れる上に熱唱により酸素が刻一刻と失われていくのは当然の結末だ。

 カラオケが長引くにつれ息抜きのため外に出ていくメンバーがではじめた。

 てか古泉と阪中が一緒に出ていったが……大丈夫なのだろうか?
以下略



318:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage saga]
2011/05/10(火) 23:30:28.34 ID:7pzfuvQAO
 だが朝倉としては当然の疑問なのかもしれない。

 自分が殺そうとした人間の裁量で生かされているというのは気持ちのわるい感覚だろう。

「なあ、朝倉」
以下略



319:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:31:53.52 ID:7pzfuvQAO
 そんなことを語る朝倉の表情はまったくのポーカーフェイスで。

「――それにな、俺は逆にお前は必ず何かで困っている俺を助けてくれる。そんな気がしているんだ」

「情けは人の為ならず。か……」
以下略



320:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:33:09.97 ID:7pzfuvQAO
「こんなとこにいたの朝倉さんもキョン君も涼宮さんが心配してたよ……って、え!?」

 誤解の火種ってのは呼ばずとも向こうからやってくるものらしい、忘れている人間もいるかもしれないが阪中だ。

「ああ、わざわざ呼びに来てくれたのか。すまなかったな」
以下略



321:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:35:41.33 ID:7pzfuvQAO
「どゆこと? なんで朝倉さん!? なんでキョン君!? 意味わかんないだけど!!!?」

 朝倉が立ち去るやいなやめちゃくちゃな勢いで阪中が突っ込んできた。こいつのこういうバイタリティはハルヒにも是非見習って欲しい。

「落ち着けよ、俺だってよくわからん」
以下略



322:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:38:32.61 ID:7pzfuvQAO
「まあ、いいわ。涼宮さんもあたしにそこまで言われたって迷惑だろうし」

 もっと突っ込まれるかと思ったが阪中の追求は意外とあっさり終了したらしい。

「もう嫌疑は晴れたのか?」
以下略



323:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:41:56.75 ID:7pzfuvQAO
 しかしこんな所で阪中といつまでも戯れているわけにもいくまい、帰って来ない俺と朝倉を呼びにきた阪中が俺と一緒にここに居れば状況はなにも変わらない。

 阪中とともに部屋に戻ってみると全員に程良くダレた雰囲気が漂っていたので、最後に全員でちょっと前の流行歌を合唱しおひらきとなった。

 バカにしていたポップスも歌ってみると悪くないもんだ、ましてや気の合う友人たちとなら。
以下略



324:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:42:59.35 ID:7pzfuvQAO
今日はここまで

キョンもすっかりリア充です。


325:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/05/10(火) 23:45:23.48 ID:lNSdmY2Lo


続き楽しみにしてるぜ


326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/10(火) 23:54:16.45 ID:1SaRxFtao
おっつ


327:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/11(水) 23:26:07.49 ID:Yf07VeHAO
 まあ、こんな1日ってのは爽やかに終わりたいのが人情ではあるが、なかなかそうはいかないのが世界の常識。

 帰宅した俺を待ち構えていたのは最低のぶっちょう面をした妹だった。

「ただいま」
以下略



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