322:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 23:38:32.61 ID:7pzfuvQAO
「まあ、いいわ。涼宮さんもあたしにそこまで言われたって迷惑だろうし」
もっと突っ込まれるかと思ったが阪中の追求は意外とあっさり終了したらしい。
「もう嫌疑は晴れたのか?」
「うん、だってなんにもしてないんでしょ? 友達の言うことは信じるよ」
その一言にちょっとキュンとしてしまった俺は照れ隠しのつもりで阪中に質問してみることにした。
「そういやお前古泉と一緒に出てっただろ? 何してたんだよ?」
「あ……な、なにも、別に特に変なことっていうか普通って感じで別にあれ的なことは別に……」
たちまちハルヒ並みに挙動不審になる阪中。ここまで露骨なら俺でも何かあったことは容易に想像できる。
「なんだ古泉になんかされたのか?」
阪中のテンパりかたからは、そこまで深刻というか、暗い感じはしなかったので、真っ赤になっていく阪中に気楽に追撃をかけることができた。
「いや、変なコト言っちゃった、てかやっちゃったのはあたしで……でも古泉君は気にしてないよって……」
真っ赤になりながら身悶える阪中を見て改めて古泉の口先の魔術師っぷりを思い知る。
俺が朝倉相手に四苦八苦してる間に古泉は阪中相手になにをしてたんだか、やれやれ、まったく羨ましいことで。
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