332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/11(水) 23:35:10.56 ID:Yf07VeHAO
「もういい疲れた。俺は床で寝るから毛布一枚よこせ」
「僕は別に一緒にベットでも一緒に床でも構わないよ? 前にも言ったが間違いがあっても僕は気にしない」
「俺が気にするから床で寝る。はい消灯しますよ」
暗くなったところで自室に女子がいる緊張は消えないが毛布を頭まで被り雑念を払うことにする。
「キョン」
「なんだ」
「君はいい男だな」
ほっとけ。
「朝倉のこと、礼を言わせてくれ」
「なんだよ、キレてたんじゃないのか?」
「怒っていたのは黙っていたことに対してさ。ただのバックアップと割り切っていたつもりだが、やはり情はわくものらしい」
長門も朝倉も仕事でやりあってだけってわけなのか、本人同士には他人にはわからないなにかがあるらしい。ま、人間も宇宙人もその辺りは大変だよな。
「朝倉を助けたのは涼宮さんのためなのかい?」
「クラスメートが消えるっていうんなら助けられる範囲で助けるだろ、普通」
「そんなものか」
長門といい朝倉といい、この辺りはまだ理解しきれてはいないらしい、時間をかけていくしかない問題だろうしグチグチ言うことでもないのだろう。
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