過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 00:13:38.44 ID:wis7kfEAO
「あー、……なにをする団なんだっけ?」

 朝比奈さんが俺に訊く。

「さあ? 長門、お前はわかるか?」

 そんな難問を振られても俺では即応できない、長門にまる投げしてみよう。

「こちらが訊きたいぐらいだよ。……まあ、ここは団長殿に訊いてみるのが良いだろう」

 博識な長門もフェルマーの最終定理を超える究極の命題にはお手上げのようだ。

「え、キョ、キョン?」

「いや部室借りてきたり部員を引っ張ってきたのは俺だけど団長はお前だろ」

 ハルヒよ、わかってくれこの試練を乗り越えて初めてお前は真の団長になるんだ。

 ……団の概要を説明するってだけで団員総崩れってのにも問題ある気がするが。

「どうでもいいが、早く説明してくれないか?」

「うー、SOS団の活動内容はあの、その」

「その?」

 こんにゃろハルヒを困らせやがって。

 ……いや原因は俺たち団員三名なんだがね、ムカつくのは仕方ないだろ。

 窮鼠猫を噛む。

 追い詰められたハルヒは自棄っぱちに無茶苦茶なことを叫んだ。

「えーい、宇宙人や未来人や超能力者を探しだして一緒に遊ぶことです!」

 全世界が停止したかと思われた。


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