97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 00:16:37.88 ID:wis7kfEAO
てのは流石に嘘だが俺以外の全員は完全に動きが停止していた。
朝比奈さんはいつもの余裕も色気もない顔で口を開けたままポカンとし(そんな表情でもかわいらしく見えるんだから元がいいと特だよな)
長門は長門でいつもと同じポーカーフェイスかと思いきや、目を思いきり見開いて長門なりに驚いているようだ。
古泉も額によせた皺がなくなり一見するとハンサムな好青年だ。やっぱりそっちの方が人気がでる気がする、まあこいつの人気なんざどうでもいいが。
「なるほど、ね」
誰よりも先に我に帰った古泉は額に皺を戻しつつ、
「流石は涼宮さんと言ったところか。わかった入るとしよう」
意味不明な感想を言った後に入団を了承した。
あれで納得したのか? やっぱりこいつも変人なのかもな。
「古泉だ。転校したてわからないことばかりだが、よろしく頼む」
ありふれた定型句を口にした古泉はそういって俺の方に視線を向けてきた。
「ああ、俺は……」
そういや朝比奈さんのお陰で俺と長門の紹介はまだ済んでいなかったな。本名を紹介するいい機会とばかりに自己紹介しようとする俺を、
「ああ、彼はキョンで、女の子の方は長門有希」
善意から口を挟んだハルヒが阻んだ。
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