2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/06(日) 21:04:04.73 ID:cHjyVjzzo
「んん・・・」
不自然な違和感を感じ、男は目を覚ました。
いつもの様に自分の部屋のベッドに入って寝入ったというのに、布団の重さも温もりも感じられない。
もっと眠りたいという欲望を押し殺しながら寝ぼけ眼を辛うじて開いた彼の目に入ったのは
彼の部屋のそれとは違う、見たことのない天井。
「どうなってやがる・・・?」
それを確認した彼 ― 学園都市の第二位、垣根帝督の頭は一気に覚醒した。
垣根「俺は確かに自分の部屋で寝てたはずだが・・・」
「おォ、よォやくお目覚めか」
垣根「!?」
自分の状況を確認しようとした垣根の耳に、聞き覚えのある、最も聞きたくない男の声が聞こえてくる。
だが、冷静に考えれば当然のことだ、と彼は思考する。学園都市の序列二位である彼を、
こんなわけのわからない状況に追い込める存在などそう多くはないのだから。
垣根「この状況はテメエの仕業か、一方通行・・・!」
身を起こした彼は目の前にいる真っ白い男 ― 学園都市第一位、一方通行を睨みつけた。
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