242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/12(土) 11:14:00.74 ID:yaxW7ZJTo
上条「うおおおお!!!待て御坂ああああ!!!」
御坂「待つわけないでしょ!!いい加減諦めなさいよおお!!!」
白井が番外個体と接触していたその頃、校舎の二階では日常とは真逆の追いかけっこが繰り広げられていた。
御坂は能力を抜きにしても非常に身体能力が高いはずなのだが、
それでも普段から身一つで強敵と戦っており、尚且つ校舎の構造を熟知している上条が相手では分が悪い。
その差は徐々にではあるが縮まっていき、ついにもう一歩で手を伸ばせば届くという所まで肉薄される。
御坂「大体、何でそんなに必死になってるのよ!?」
上条「逃げる女の子を追いかけたくなるのは男の本能なの!」
御坂(……じゃあ止まったら追いかけてこなくなるの?)
既に疲労で上手く頭が回転していない彼女はピタリとその動きを止める。
上条「おま、突然止まるな!?」
当然、真後ろに迫っていた上条は止まりきることが出来ず、御坂は背後からタックルを喰らうような形になり
そのまま二人で縺れながら階段を転がり落ちて行った。
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