255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/12(土) 11:20:58.64 ID:yaxW7ZJTo
外の様子を窺いながら、彼は逃げるための算段をする。
削板は一つの教室を調べるのに使う時間はおよそ一分強
それだけあれば気配を殺しながら階段まで行くのには十分事足りるだろう。
だが、削板は中々次の教室に探しに入らず、廊下に立ったまま腕を組み、何かを考えている。
垣根(クソが、足りない頭で考えてねえでさっさと次に行きやがれってんだ)
削板「よし!探すのはやめだ!!」
垣根(な、なに!?)
削板「やい根性無しの第二位!!聞こえてるか!!!」
垣根(チッ、あの野郎何をする気だ?)
削板「これから一室ずつ声をかける!返事がなかったら問答無用で教室ごとふっ飛ばす!!
それがイヤだったら声をかけた時点で即出てきやがれ!!!」
垣根(なん……だと……)
削板「まずはこの教室!!いるか第二位!?」
垣根(いやいや待て、脅しだ、脅しに決まってる……)
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