65:『吸血殺し編』:第8話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/07(月) 14:39:50.82 ID:QnDQSnhL0
上条「―――『手』を」
しかしそれは上条も承知ッ!
ならばッ!
上条「『動かせ』ェェェェェェェェェェーーーーーッ!」
『牙』を突き立てろッ!
上条は左手の『爪』が『回転』を開始するッ!
そして上条はその左の5本の指先を『床』に突き立てるとッ!
上条「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーッ!」
そのまま天へと向けて左手を振り抜いたッ!
そこから生じた『斬撃』は地面を波の様に伝導しッ!
―――――ズッバァァァァァァァァァァァンッ!
アウレオルス「WOOOOOOORRRRYYYYYYYYYYーーーーーーッ!?」
『錬金術師』の体を縦に『両断』したッ!
何と言う威力であろうかッ!?
ディアボロ「これは…ッ!?」
ディアボロ「上条の『スタンド』かッ!?」
ディアボロは以前、自分が上条へ言った言葉を思い出す。
―――『お前の「幻想殺し」は「スタンド」に触ると強制解除する効果があったが…』
―――『ひょっとすると…お前の「幻想殺し」がお前自身の「スタンド」を強制解除しているんじゃないか?』
ディアボロ「(だからこそ『右手』が『斬りおとされた』今ッ!)」
ディアボロ「(秘められていたその『能力』が『覚醒』したと言うのかッ!)」
アウレオルス「WOOOOOOORRRRYYYYYYYYYYーーーーーーッ!」
上条「(―――――まだだッ!)」
直感的にやった自身の行動が引き起こした予想以上の威力ッ!
しかし『人間』に対しては『必殺』のこの技も、
『吸血鬼』であるコイツには通じないッ!
アウレオルス「WOAAAAAAAAAAAーーーーーーッ!」
切断面から無数の血管を伸ばして、
二つに別れた自身の肉体を繋ぎあわせているッ!
―――つくづく『化け物』だコイツはッ!
上条「(――――ちくしょう…ヤバイ…意識が…)」
攻撃を続けなければならいの言うのに…
『右腕』の切断面からの大量出血で意識がもうもたないッ!
―――そんな時であった。
1002Res/353.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。