過去ログ - 兄「お兄ちゃん大好き……(裏声)」
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162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/04/15(金) 02:56:31.61 ID:MZBdIPIVo
兄「う、ううう……うう……」

 目から落ちたのは涙だった。
 ファンタスティックスポットを隠すものが、トランプのみの少女の姿に俺は感動していた。
 完全に隠せる訳はない。隙間から覗く白き柔肌のなんと甘美な事か。
 占い師は恥じらいに、頬を染める。
 だが、それは俺の同情ではなく、欲情を誘う。
  
兄「ええもんじゃのう! それじゃあ俺が先攻だぁぁよぉおぉん!!」

 パイパイの敏感な部分を隠すカードに手を勢い良く伸ばす。

兄「おおおぉっと!? 手が滑ったー!!」
 
 むにゅっと、むにゅっと、確かに、小ぶりながらそこに息づく女の芽吹きを俺は感じた!!
 感じたぞ!! 現在進行形で感じているぞ!?

占師「い、いやぁぁっ!!」



探偵「……? 何をニヤニヤしているんだ?」

兄「はっ!? 妄想か!? 妄想だったのか!? 淡き夢だったのか!?」

占師「で、どうなんだ? パスか?」

兄「……パスです、はい」

 俺たちは、極普通に大貧民で遊んでいた。
 が、どうにもこのままでは負けてしまいそうだ。
 
探偵「ほら、ジョーカーだ」

占師「なっ……」

 何せ、一番強いカードが10だったからな。
 負けたらマジギレするのが正解だろうか……。
 等と考えている内に、探偵さんが勝ち抜け、次いで占い師がさっさと俺を負かす。 

兄「はあ……まあ、手札がひどかったからなあ……」

 ちなみに、負けてもカードを配る役を押し付けられるだけで、特に被害はない。
 まあ、女の子の勝負事なんて、こんなものか。
 男尻あたりが相手となれば、掘るか掘られるかの熾烈なせめぎあいになるのは必至だ。
 どっちでも俺、得しねえな、それ……。


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