過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:22:39.67 ID:IPw4RKqDO


(人払いの一種? だとしてもプロの魔術師が揃って引っ掛かるとも思えないわね……)


彼女は歩み出す。道から外れ、左側の木と木の間に踏み入れる。
視線を移して足下や、顎を上げて樹木の天辺を刮目。
別に何の変哲も無い。特筆する異変も感じられない。


(考え過ぎ、か?)


ならば、あれだけ上条当麻に執着していた連中が何故「左側だけ捜索しない」何て、手を抜くような生半可な行動をしているのだろうか?
五和という少女とか、吟味されてない箇所が微塵さえ有ったら、鬼の如く激怒し兼ねないのに。


「って、何コイツらのために真剣に考えてんのよ」


今日何度目になるか判らない嘆息を漏らす。
腕を組んだまま樹木に寄り掛かり、少々寛ごうかと思案した時だった。


―――ブォンッッ!!!!!! と、世界が反転する。


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