過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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433:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/07(月) 15:53:01.94 ID:+Guefe+B0
人は何かを捨てて前に進む、それとも拾って帰るか?


434:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/07(月) 18:54:50.68 ID:5q/Cvul20
なんていう展開…
1乙


435:ヴェントさんが愛らしくて仕方無い>>1です[saga]
2011/03/09(水) 03:36:40.10 ID:hM5mGqBDO
こんな時間に投下だなんて自分は何をやっているんだと嘆きます

…いいんだ。学校が始まるまでに話は終わらせるつもりなのさ。多分

そんなワケで投下します
以下略



436:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:37:56.41 ID:hM5mGqBDO



―――ロシア(仮)。

以下略



437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:38:55.77 ID:hM5mGqBDO

つまりこの冷たい感覚は雪。ていう事は視界が真っ白なのも雪か。
おそらく直撃を免れなかった『一掃』を生身で受けた所為で、意識を刈り取られて地面に体が投げ飛ばされたのだろう。
だとしたら自分は倒れている。
どうりで全身が冷たい訳だ。
以下略



438:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:39:43.02 ID:hM5mGqBDO

確認したい。その一心で己を叱咤する。必死に筋肉に動けと命令をかけるが、一向に聞く気配は見られない。
矢張り受けたダメージの蓄積量が甚だしいのだろう。無視を出来ない程に。

……どうやら首は動かせられるらしい。
以下略



439:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:40:29.01 ID:hM5mGqBDO

しかし、彼の焦燥感を駆り立てているのは、ヴェントが仰向けに倒れているため、顔が見えるのだが―――彼女の表情が安らかに眠っているように見えたから。

違うかもしれない。
見誤りかもしれない。
以下略



440:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:41:19.56 ID:hM5mGqBDO

全身に激痛が迸ろうが、蓄積されたダメージが尋常じゃない量だろうが……関係無い。
筋肉が働かないだろうと何だろうと―――そんな程度の足枷で、上条当麻が彼女の下へ駆け寄られない理由にはならないのだ。

と言っても、当然フラフラである事には間違いない。生きているのが不思議で仕方ないのだから。
以下略



441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:42:48.56 ID:hM5mGqBDO

右腕は相変わらず動かない。代わりに左腕で彼女の首に手を添え、脈を診る。



以下略



442:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:44:34.40 ID:hM5mGqBDO

ヴェントは、ガブリエルと上条当麻の戦いに一切関係の無い人間。自分達の戦闘に巻き込まれた、云うなれば被害者である。
彼女が上条当麻と共闘して、ガブリエルを討つ理由など更々無い。
にも拘わらず、ヴェントは逃げる訳でも黙って見てる訳でも無く、憎き相手のはずの上条当麻に背中を預け、共闘を自ら進んで言及した。
何処にも手を貸す理由は無いはずなのに……。
以下略



443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 03:46:02.98 ID:hM5mGqBDO



「…… Mi …… scusi」

以下略



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