過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/17(木) 11:47:44.44 ID:TwTrVj3DO



「く……ッ!!?」



咄嗟に腕を振るい、迫り来る閃光の軌道を逸らす。自分の能力と同系である事が幸いした。
逸らした閃光は御坂美琴の頭上を越えて、機械の壁を貫通する。壁程度では閃光の妨げにならなかったのだろう。
御坂美琴は目線を変え、00000号を視認。彼女の両手には見た事の無い銃が携えられていた。

銃には変わりは無い。唯一異なるのは「弾」を撃つ銃では無い事。
「弾」の代わりに装填されるのは「光」。御坂美琴がそれに気付いたのは、尾の部分に透明で缶が六個分の大きさをした、エネルギー充電式の円柱型が有るからだ。
しかもおそらくそれは特殊。もう一つ、彼女は気付いた重要な部分が存在する。
銃の側面。そこにはこうあった。






   メルト ダウナー
―――Melt_Downer′と。


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