過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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2011/03/17(木) 23:04:29.39 ID:TwTrVj3DO
御坂美琴は歯を強く食い縛り、歯軋りする。
我が妹の胸中を漸く理解した彼女は、憤りと共に決意を示唆。
以下略
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2011/03/17(木) 23:06:17.76 ID:TwTrVj3DO
00000号は再度、原子崩しを姉へ撃つ。
瞬く閃光は猛々しく視界を覆い、一発でも喰らえば肉だろうが骨だろうが金属だろうが消し飛ぶ威力。
美琴は手を翳し、原子崩しの軌道を変えて直撃を逃れる。
以下略
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2011/03/17(木) 23:07:59.09 ID:TwTrVj3DO
何故なら―――頭上で又もやガシャガシャと動力音が響いたからだ。
それも、一ヶ所からではない。
動力音は左右の耳から違ったタイミングで聞こえてくる。
つまり、―――設置された機関銃は『二つ』。
以下略
540
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2011/03/17(木) 23:09:44.78 ID:TwTrVj3DO
「本気でシャレになんないっつーのッ!!」
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2011/03/17(木) 23:11:48.46 ID:TwTrVj3DO
「―――っ」
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2011/03/17(木) 23:13:21.49 ID:TwTrVj3DO
「……頃合いでしょうか」
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2011/03/17(木) 23:14:48.15 ID:TwTrVj3DO
それにしても、十億未満とは言え電流を直接流し込んだのに、姉は生存。
ただ運が強いだけなのか、若しくは純粋に体が丈夫なだけか、定かではない。しかし……どうでもいい。
以下略
544
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2011/03/17(木) 23:16:03.95 ID:TwTrVj3DO
力がもう入らないのだろう。手首を払うだけで退けそうな程に弱々しく、衰弱しきっていた。
「残念ですが、何度も言うようにお姉様では不可能。断言します」
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2011/03/17(木) 23:17:44.98 ID:TwTrVj3DO
「缶……バッジ……?」
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2011/03/17(木) 23:19:35.82 ID:TwTrVj3DO
銃器が手から滑り落ち、頭を鷲掴みしていた手を離し、両手で自らの顔を覆い隠す。
以下略
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