過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
1- 20
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/12(土) 19:51:16.36 ID:uGgtFTwDO


少し考慮すれば判る事だった。
あれだけ騒いだのだ。人気が無いからって、意味も無く声を張り上げて笑ったりしてたら気付くだろう。
サーシャも言っていたではないか。―――最近ロシアの雪山で東洋の聖人率いるイギリス清教の一団が活発に行動している、と。結果、


「あなたは……っ!?」

「……?」


視界に入るのは黒い修道服。

三つ編みをした赤い髪の少女。丈の短いスカートに三十センチくらいの厚底サンダル(チョピン)。

その背後には更に修道服が二つ。
警戒心バリバリでこちらを睨むのは、猫目で背が標準より些か高い少女。先頭に立つ少女と同様に丈の短いスカート。
彼女を盾にビクビクして寄り添うのは、猫背で背が低い少女。二人とは対照的にロングスカートだ。

ヴェントは彼女らの存在を見た事も聞いた事もある。
ローマ正教を抜け、今ではイギリス清教の傘下に入った二五十名のシスター部隊。確かこういう名だったはずだ。


「アニェーゼ部隊……」

「『神の右席』……ッ!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
877Res/432.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice