過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/28(月) 03:07:19.98 ID:XKbl6oTDO



「……ッッッ!!!!?」



彼は全力で回避に転じようと無我夢中に体を反り返させ、折れたように膝を曲げてガブリエルの突進をかわす。
それでも体は万能に作られておらず、当然の理論で人間は地球に存在する限り重力には逆らえない。

故、彼は尻餅を付いた。

相変わらず右手は翳したままなので、尻餅に伴い高さも変わる。
そして、幸か不幸か、高さが低くなった右手は―――ガブリエルの顔面へ。


瞬間、暴風が吹き荒れた。


雪を払い樹木を吹き飛ばす風の塊がガブリエル一帯で暴発。
案の定、上条当麻という細身の軽い人間程度は、いとも簡単に宙に浮く羽目に。



「なにが……?」



強打した腰を手でさすりつつ、彼はガブリエルを視界に入れる。


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