過去ログ - 侍「俺には斬ることしかできない」
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132: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:21:44.81 ID:Qq1kqGVuo
侍「……名乗らないのなら」
?「む?」
侍「……来い、何も聞くつもりはない」
133: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:22:13.38 ID:Qq1kqGVuo
一瞬で侍の体に穴があき、血があふれる。
侍「くっ!」
危険を察知した侍は、すかさず身を隠す。
134: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:24:10.79 ID:Qq1kqGVuo
森の中での僧侶が非難するような眼で見てきたことを思い出した。
?「岩陰に隠れても、私のグリームからは逃げられませんよ……!」
謎の男の言うとおり、光は岩を貫き、侍に襲いかかる。
135: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:24:50.45 ID:Qq1kqGVuo
侍「ぐあああ!」
?「余所見しているから、こうなるのです!」
謎の男は無数の光を発射する。
136: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:25:36.10 ID:Qq1kqGVuo
?「……ねえ?」
ドゴッ
侍「アガァァァ!」
137: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:26:09.34 ID:Qq1kqGVuo
侍「お前がここにいることの方が危険だ! 逃げろ!」
僧侶「でも……」
?「おやおや、なんですかあなたは……」
138: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:29:01.40 ID:Qq1kqGVuo
僧侶「はわ……はわわ……」
侍「逃げろ、僧侶!」
逃げたくないから、動かない。違う、脚が痺れて、逃げられないのだ。
139: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:29:29.64 ID:Qq1kqGVuo
?「!?」
侍「……体が、治癒されていく!?」
侍の貫通されていた箇所も、外傷をうけた部位も全て元通りになっていた。
140: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:31:51.33 ID:Qq1kqGVuo
?「くっ……覚えていろ!」
指を鳴らし、もう一人の男があらわれた。その男に連れられて、謎の男は消えて行った。
侍「……僧侶、大丈夫か!?」
141: ◆.uG56JEo0E[sage saga]
2011/03/18(金) 01:32:53.17 ID:Qq1kqGVuo
侍「安心しろ、もう、大丈夫だから」
ホッとした僧侶は自分の今の状況を確認した。
侍に強く抱きつき、おびえている自分を。
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