過去ログ - ミサカ「ミサカ達の仇討ちですとミサカは突撃隣の晩御飯!」オッレルス「!?」
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120:1[saga]
2011/03/17(木) 22:49:25.94 ID:/r99o4rxo




   とある浜面と男難の相



麦野「……遅いわね」


その日は、アイテムがいつも利用してるファミレスに集合する予定だったのだ。

はぁ、と時計を見ながらアイテムのリーダーである麦野がため息をついた。
しかし、今まで背もたれにべったりとくっついていた滝壺が身体を起こしつつ、それを否定する。

滝壺「……いや、はまづららしき信号が、すぐそこに来てる……」

それを言い終わるころ、待ち人である浜面仕上が滑り込むようにテーブルに向かってきた。

絹旗「超遅いですよ浜面!」

絹旗がそう言ってじとー、と見下すような視線を送る。
それに対し浜面は、開口一番に謝罪でもいい訳でもなく、三人にとって予想外の事を叫んだ。


浜面「た、助けてくれ!」


と。





浜面「さ、さっきそこでおそわれうわああああああああああああああ!!」

浜面は泣きながらそのまま滝壺の隣(空いていたので)に座りうずくまる。
滝壺はというと、浜面の背中をさすりながら「大丈夫だよ。私は大能力者だから、無能力者のはまづらを守ってみせる」と慰める。

麦野「……よくわかんないけど、どうせ警備員かスキルアウトにでもガンつけられた訳?」

浜面「ち、違うんだ! お、男に襲われっ、貞操がっ、俺のがっ、やばばば、うわあああああああ!!」

恐怖を思いだしたのか再び叫びながらうずくまる。

麦野「何が言いたい訳? 男に襲われた? 貞操? 公衆の面前で何言ってんのよ。」

絹旗「麦野は人の事超言えませんよ。で、誰に襲われたんですか超浜面。」

浜面「し、シルバ、クロッ、うえっ、ひっくっ……」

情けなく涙を流しながら漏らした名前――シルバークロース。
絹旗は聞いた事がある。確か、黒夜海鳥のあの時の相方――だと聞いた。

浜面「あ、あいつ、駆動鎧で、俺、追いかけてきて……! 路地裏に連れ込もうとした! 脱がそうとしてきた!」

絹旗「はぁ……超ありえませんね」

麦野「どっちかっつーと、浜面が女襲ってそうよ」

今の状況を第三者から見れば、女三人がよってたかって男を泣かしてるようにも見えるが、本人には分からない。

滝壺「……大丈夫、はまづら。」

滝壺は浜面の顔を覗き込むようにし、赤子をあやすように区切りながら言う。

浜面「……滝壺……」


滝壺「はまづらは、むしろ801チンピラだから。 襲われる事はありえないよ。」



浜面「…………えっ」

はまづらは めのまえが まっくらに なった! ▼


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