過去ログ - 黒猫「……もしかして、泣いていたの?」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/13(日) 23:27:20.89 ID:O3UsKtsi0
30分後

(遅いわね……。まだ探しているのかしら)

(随分と力を込めて投げたから、どこまで飛んでいったものやら……。おまけにこの暗さでは、見つからなくて当然だというのに)

(……そういえば、あの薮の奥には確か、沼があったはず。だから子供が近づかないように金網が張ってあるのだと……)

(まさか……)

黒猫「ちょっと……いつまで探すつもり?あきらめの悪い人間ね……。聞こえているのかしら?」

シーン

黒猫「聞こえているのなら、へ、返事をなさい。どこなの?どこにいるの?聞こえているなら、聞こえているのなら…」

ポフッ

黒猫「!!」

京介「へへッ……。見つけちまったぜ」

黒猫「馬、馬鹿……なんて……」

京介「拾ったんだから、これは俺のものだよな」

黒猫「勝手に……勝手になさい」

スタスタスタ……ピタ

黒猫「……一応」

京介「?」

黒猫「一応、訊いておくのだけれど。この事を、あの女に話すつもり?」

京介「桐乃のことか?いや……ていうか、何でそんなこと訊くんだ?」

黒猫「べ、別に……。ただ、あの女は何も知らずに善行を行ったつもりでいるのでしょうし、真実を知ってしまったら気に病むかもと……。あの女に、そんな人間らしい心性が僅かでもあるとは思えないのだけれども」

京介「ふっ」

黒猫「な、何よ…」

京介「お前って、ほんとに、優しいんだな」

黒猫「あなたに、何が分かると言うの……」



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