12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:36:32.27 ID:9ITe364Y0
夏休みの直前。軽音部の部室前の廊下。
さわ子「あら真鍋さん。どうしたの。」
和「先生こんにちは。ちょうどよかった、このプリント、軽音部の田井中さんに渡しておいてください。」
さわ子「私を小間使いにする気かしら。」
和「先生も目を通さなければいけない書類なので……よろしくお願いします。」
ぺこり、と一礼をして、あわただしく引き返そうとする彼女の肩に手を載せて引きとめる。
さわ子「ねえ、私、なにか変ったことに気付かない?」
和「さあ。わかりません。」
さわ子「もっとちゃんと考えてよ。ヒントはにおいよ。」
和「そう言われましても……」
さわ子「香水じゃないわ。」
彼女は沈黙して私の顔をまじまじと見る。じれったいなあ。
和「もしかして、煙草やめました?」
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