過去ログ - 9982号「あなたがミサカの…お姉様…?」 美琴「えっ…」
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30: ◆k6RW/3k7XQ[sage]
2011/03/01(火) 16:14:11.92 ID:2maXroOr0

話は数十分前にさかのぼる。

打ち止めと謎のミサカは、一方通行が突入していった卵パックゾーンの目の前で向かい合っていた。
人混みがワゴンに集中しているおかげで、打ち止め達のいる空間は人がちらほらいるぐらいだった。


打ち止め「あなたは誰?ってミサカはミサカは質問してみる」

打ち止めは真剣な眼差しで、そう尋ねた。

ミサカ「へ?いや、ミサカの名前はミサカですが…」

突然真面目な表情で尋ねられたミサカは少し戸惑いながらも答えた。
しかし打ち止めは首を横にぶんぶん振って

打ち止め「そうじゃなくて、検体番号!ってミサカはミサカは指摘してみる!」

と言って目の前のミサカにバシッと右人差し指を向けた。

ミサカ「検体番号…?」


ミサカは少しの間首をかしげていたが、すぐ何かに気づいたようにポン、と手を合わせた。


ミサカ「あぁ、そういうことでしたか。さっきも妹達とか言っていたのでもしやと思いましたが、チビッ子も妹達でしたか」

打ち止め「へ?知らなかったの?ってミサカはミサカは唖然としてみる」

予想外の発言に困惑しながら尋ねる打ち止めに対し、
ミサカは当然のように言った。

ミサカ「逆に初対面で知ってたら怖いですよ」

打ち止め「そう…だっけ?ってミサカはミサカは疑問に思ってみる」

こうも堂々と言われると、反論できなくなるのが恐いところである。

このミサカの言っていることは当然と言っちゃ当然のことだ。
しかし、一般人にとっては当然のことでも、妹達間では話が違う。
打ち止めは妹達の上位個体としてミサカネットワークに直接命令を下すことが出来る。
その司令塔の打ち止めを、妹達の1人である9982号が知らないはずがないのだ。

打ち止め(うーん?なんかさっきから言ってることが噛みあってないような…)



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