過去ログ - 9982号「あなたがミサカの…お姉様…?」 美琴「えっ…」
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◆k6RW/3k7XQ
[sage]
2011/03/01(火) 16:25:12.58 ID:2maXroOr0
そうして打ち止めはこのミサカに対して不審に思っていたが、
ミサカの方はというと呑気に指をくるくる回しながら唸っていた。
ミサカ「うーん…えーと…ミサカの検体番号はー……」
ミサカ「なんでしたっけ?」
打ち止め「ずこーーー!!ってミサカはミサカは定番のリアクションをとってみる!」
ミサカ「ボケたつもりはないですよ…?うーん、4桁の番号って長くて覚えにくいんですよねー」
と首をかしげているミサカに対し
打ち止め「いや、自分の検体番号くらい覚えとこうよ…。ってミサカはミサカは呆れてみる」
とため息をつく打ち止め。
打ち止め(…?)
そのとき、打ち止めは何かが脳裏で引っかかった気がするが、
それが何か分かるわけでもなく、気のせいだろうと流してしまった。
そんな打ち止めの目の前で、いまだにくるくる回していたミサカの人差し指が止まり、
ミサカ「えーと……あ、そうでした!」
ミサカは両手をパチンと合わし、ハキハキと告げた。
ミサカ「ミサカの検体番号は…
――――――――――9982号です!!」
打ち止め「―――――えっ?」
ミサカの思わぬ言葉に面食らった表情の打ち止めは、
自分の耳を疑った。
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