過去ログ - 酒場で戦士募集したら勇者が仲間になった3
1- 20
2:Qw0 ◆7b3JfpIY/2[saga]
2011/02/19(土) 20:33:42.74 ID:6ugweEVF0
656

--宿屋、前--

宿屋の店主「そわそわそわそわ」

ツインテ「あ」

宿屋の店主は宿屋の前でぐるぐると回っていたが、ツインテ達4人を見つけると急いで駆け寄ってきた。

宿屋の店主「お、おかえりなさい!帰ってこなかったらどうしようかと思ってずっと…………ツインテさん」

ツインテ「あ、あは。みんなして同じようなリアクション取らないでくださいよ」

宿屋の店主「だ、だだだってあなた……くぅ」

だばだばと泣き始める宿屋の店主。

ツインテ「お、大げさですよ」

ポニテ「ていうかあの守銭奴が泣いてる!!」

レン「……気持ち悪い」

宿屋の店主「う、うるさいです!!食事も用意してあるしお風呂も沸いてます!!だから好きなようにしてくつろいでいってね!!」

至れり尽くせりの気持ち悪さだった。


その夜。

レン「すー、すー」

ポニテ「ぐおーぐおー」

ハードな一日を終えたレンとポニテは、ツインテをしっかり抱きかかえて寝ていた。

ツインテ「う、うぅ。寝苦しいよ……でもこれも最後か……」

ツインテは天井に右腕を伸ばす。

ツインテ「……」

否、伸ばそうとしてみるだけ。

ツインテ「……ちっとも高い代価じゃなかった。むしろ安すぎるくらい……でも……」

ツインテはそっと目を閉じた。

ツインテ「うん……明日は、ちゃんと言わなくちゃ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/571.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice