過去ログ - 和「ロバの馬車」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 10:34:32.59 ID:6WyUR0M10
唯(えへへ、和ちゃん)

唯(私、和ちゃんがいてくれてよかったよ)

唯(和ちゃんがいてくれるのが嬉しくて、こんなに泣いてるんだよ)

唯(和ちゃんが面白すぎて、笑いすぎて泣いてるんだよ)

唯(ありがとうね、和ちゃん、こんな私に・・・)

その後、唯はギー太を抱えたまま枕に突っ伏して声をあげずに泣いた。

憂にも気づかれないくらい密かに唯は泣いた。

本当はわかっていた。

和とはもう長く一緒にいれないことを。

和とランチするのも、何の意味もない会話を交わすことも、

なくなっていくのだと分かっていた。

それでも唯は嬉しくて泣いた。

和の存在の全てに感謝しながら、和と過ごした日々を思い浮かべながら、

その笑顔の一つ一つを思い返して、それでも何故か胸は引き裂かれて、

涙は止め処無く流れた。


分かっているけど、今はまだ。


どれくらい経ったか分からくなった頃、押し殺した涙も止まった。

ぼやーっとする視界を腕でこすり、

霞みがかった頭の中に浮かぶメロディを求めて、

唯は昨日のCDをラックから引き出した。



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