過去ログ - 和「ロバの馬車」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 10:07:52.95 ID:6WyUR0M10
あの時は、だらだらしたまま無為に高校生活を送ってしまいそうな唯の将来を心配して言ったけれど、

今の自分の方が心配した将来の姿そのものになってしまってるんじゃないか。

このまま無気力に過ごしていけば、将来に希望を見出せないまさにニートになってしまう。


急に強烈に虚しくなって、思わずベッドの上で眉をしかめながら目を閉じる。

瞼の裏に浮かぶのはやはり―――


和「唯―――」


幼馴染の親友、唯の眩しい笑顔。

あの子はニートだろうと、桜高を沸かせる軽音部のスターだろうと、変わらない笑顔を浮かべる。

その笑顔は私にはない光のようなものを宿してる。

いつでも自分の今いる場所が自分にとって最高の場所。

唯の笑顔はそう語りかけくる。そう、きっと誰もに。

和「唯、私はどうすればいいの?」



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