過去ログ - 御坂「トウマ……君?」蛇「学園都市……か」
1- 20
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 17:56:31.86 ID:sbrdjlQZo
と、そこに玄関のドアをノックする音が聞こえてきた。
昔の俺なら何の迷いもなくドアに向かっていったが、これまでの経験が
そうはさせてくれない。同じような状況である時はホテルマン、ある時は宅急便
を装った追っ手にやられそうになったからな。受付には用があるときは電話
してくれと頼んだはず。とすると……
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 17:57:36.06 ID:sbrdjlQZo
「ご無沙汰しておりますの」
「よう、元気そうだな」

援助を申し出てきたときは、そりゃもうびっくりした。
外見は学園都市を出る前とそれほど変わっていないだろうと思っていたが……
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 17:58:38.43 ID:sbrdjlQZo
「ったく、用があるなら連絡ぐらい入れてくれ。声をかけてくれるまで、
マジでヒヤッとしたんだからな」
「あら、それが助けている人への恩返しの言葉ですの?」

言葉にややトゲがあるが、表情を見た限り怒ってはいない。まぁ、3年間の
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:00:35.70 ID:sbrdjlQZo
……何も言えなかった。
しかしアイツ、…アイツはもう……

「先日、この学園都市内で異常な電磁波が記録されましたの。
その地区担当の風紀委員が調べました所、現場には気絶して倒れていた方
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:01:08.16 ID:sbrdjlQZo
それ以上は、白井は口に出さなかった。
いや、出せなかったのだろう。
だって、コイツがあれほど慕っていた「お姉さま」。


以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:03:31.24 ID:sbrdjlQZo
「……ですが、もう亡くなっているとはいえ状況はお姉さまが犯人だとしか思えま――」
「ふざけるな!!御坂はもう死んだんだぞ!!!お前だってそれは分かってるだろ?!」

会話を無理矢理ぶっちぎる。
今までそう思ってた。そう思うしかなかった。なのに……なんで今更……
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:10:41.24 ID:sbrdjlQZo
俺が学園都市から離れて翌年。
なんと、ビリビリが俺の元にやってきた。
アイツいわく

「アンタがアタシから逃げられるのかと思ったら、大間違いなんだからね!!」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:11:53.27 ID:sbrdjlQZo
「……そうでしたの。そのようなことがあったと知らずに私は……」
「気にするな。別に白井が悪いわけじゃない」
「ですが……」
「もう、気にするな」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:13:12.83 ID:sbrdjlQZo
「とりあえず、その『ミサカミコト』を探そう。今はそれだけだ」

暗い雰囲気を吹き飛ばすため、俺は話を変えてみた。

「分かりましたわ。ですが、一度風紀委員の方に出向いていただきたいんですの」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:13:43.97 ID:sbrdjlQZo
とりあえず、いったんここまで〜


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/20(日) 18:38:32.42 ID:sbrdjlQZo
さいか〜い


315Res/301.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice