116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/27(日) 21:59:48.66 ID:BT5jmZ600
「美琴のせいじゃねぇよ!」
彼は突然、大声を出す。
普段聞かない彼の怒鳴り声にビクっとする。
「美琴の……美琴のせいなんかじゃない」
暗い面持ちで、彼は呟く様に言う。
「俺のせいだ……」
悔いているのか、責めているのか。
あるいはその両方か。
私は彼にそんな表情をして欲しくない。
病院で彼が私にそう言ったように。
私だって彼には笑っていて欲しい。
「とりあえず、シャワー借りるね」
「……俺も一緒に浴びる」
「何?お風呂場でも盛るの?」
「また倒れたりしないか、心配なんだ」
少々、過保護すぎではないのかと思う。
いきなり倒れて驚かせたと思うけど、ここまでなのか。
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