221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/03/21(月) 00:34:45.75 ID:3Q2DcmGZ0
//節分
「ねぇ、当麻って今16歳だよね」
「そうだけど、どうかしたのか?」
二人っきりの部屋で、仲良くコタツに入りながら唐突に質問される。
俺が応えると、なにやら楽しそうな様子で、持ってきた袋を漁りだす
しばらくして取り出されたものは、
「じゃーん!」
「……豆?」
「そ、豆よ」
あー……そういや今日は節分だったなー……。
すっかり忘れてた。
「なんだ、今から豆撒きでもするのか?」
「うん、まぁ撒いてもいいんだけど、寮だとね」
「豆が残ってると苦情が来るかもしれないよ?」
おおう、俺の住宅事情が彼女に把握されている。
「掃除すればいいだけじゃねぇのか」
「私はコタツから出たくないわよ」
そう言って彼女は寄り添ってくる。
甘えモード全開の彼女の頭を撫でてやる。
「怠け者ですなーこの猫ちゃんは」
「んー」
嬉しそうに目を細める彼女を見やって、本当に猫のようだと思う。
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