92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/25(金) 19:14:00.07 ID:/8EKa+bT0
「当麻からはキスしないんだよね」
「言っとくが美琴からも駄目だぞ」
「なんでよ」
「暴走する自信がある」
立ち上がって彼の元へ行く。
彼の忠告なんて知らない。
無視してキスをしようとしたら、彼に両肩を抑えられる。
「離してよ。できないじゃない」
「駄目だって言ったぞ」
「唇にしなきゃいいんでしょ」
「そういう問題じゃない」
「分かったわよ。じゃあ抱きしめる」
「それも駄目だ」
否定の連続。
彼の気分次第で求められ、彼の気分次第で拒絶される。
不公平だと思う。
私は両手を伸ばし、彼の顔を触る。
こうやって触れられるのに。
手の届く距離にいるのに。
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