630:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/26(土) 18:02:19.91 ID:7ePQZcet0
垣根「『能力』の原理自体は馬鹿みたいに単純だが」
垣根「その出力がアホみたいに高ぇし、なにより…」
垣根「あの野郎は自分の『能力』の使い方ってヤツを良く心得てた」
垣根「さらに言うと、俺との『能力』の相性も良くない…ヤツの方が有利だ」
垣根「単純だから欠点も利点もハッキリしすぎてて…裏をかくのも簡単じゃぁ無い」
ヤツの『分子振動』の能力は『あらゆる物質を塵へと還す』能力である。
この世の律とは異なる『新物質』を操る垣根ではあるが、
『分子振動』の能力は原理が驚くほど単純なだけに、物理法則の差異などは無視して、
『未元物質』すら強制的に『振動』させて、『塵へと還して』しまうのである。
垣根「そして何よりだ」
垣根は思い出すのは、
昨夜戦った『第六位』の放つ『殺気』と『闘気』、そして、ヤツの『表情』。
あれは『戦い』と『殺戮』に酔った『殺戮のエリート』の顔であった。
ああいう『タイプ』は『強く』て『厄介』だと言う事は、まだ若くとも『暗部』に身を置く人間として良く知っている。
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