過去ログ - キョン「やれやれ――――それじゃあ、零崎を始めるとしますか」【リライト】
1- 20
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 21:37:28.67 ID:ni8jmXLlo





『お前がいつの日か出会う禍(わざわい)は、
            お前がおろそかにしたある時間の報いだ』

                      ――ナポレオン・ボナパルド――




 〜〜 第零章 プロローグ 〜〜




いきなりだが、少し過去の事を思い返そう。

かつて古泉と交わした会話の中に、次のようなものがあった。



「――名探偵について考えてみましょう」


高校生初の夏休み初日にして、SOS団夏期合宿一日目の話である。

本来ならこの時期は、テストの結果と親の小言で赤くすり減ったHPゲージを回復させる
ため自由自適なニート生活を満喫するはずだった。

だが残念なことに、大輔より祭り事の好きなハルヒが夏休みにじっとしている訳もなく、

有無を言わせぬ団長様のありがたいお言葉により発案された合宿計画は、衆議院の優越
ならぬ団長の優越、つまりはハルヒの独裁により強制可決される運びとなり、

そして政治家のマニュフェスト並みに中身のスカスカな提案は、古泉と、古泉の属する
『機関』の支援により計画倒れすることなく実行されてしまったのだ


これは、その機関主催の無人島殺人事件パーティー会場へ向かう客船の甲板での会話だ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
250Res/190.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice