過去ログ - キョン「やれやれ――――それじゃあ、零崎を始めるとしますか」【リライト】
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 21:48:49.50 ID:ni8jmXLlo

「普通に一般的な生活を送っている人々は、そのまま普通に生活していれば奇妙な
 殺人事件に巻きこまれることは稀ですね」


何を言い出すかと思えば……。そりゃそうだろ。

日常的に推理小説やホラー映画の殺人犯と接触してたら命がいくつあっても足らん。

殺人鬼が跋扈する世の中だったら、世界人口は少なくて可容人口を超えたりしないさ。


「しかしミステリ的創作物の名探偵たちは、なぜか次々に不可解な事件に巻き込まれる
 ことになっています。何故だと思いますか?」

「そうしないと話にならないからだろう」

「まさしくね。大正解です。そのような事件はフィクション、非現実的な物語の世界に
 しかありません」


ぎすぎすと突き刺さる太陽光線とそよぐ潮風に夏を感じていたところなのだが。

そんな俺の機微に心配ることなく、古泉はハルヒ絡みの面倒な話を聞かせてきやがった。

フェリーの縁で二人きりと言うシチュエーションも男とじゃロマンスのかけらもない、
こういうイベントは朝比奈さん、せめて長門あたりと消化したかった。

そうした場合、朝比奈さんは帽子を風に飛ばされてあたふたしたり、長門は普段通りに
無表情で突っ立ってるだけで色気も無さそうな気がしないでもない。


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