過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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153:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 04:25:58.84 ID:lnrjtwnSO
彼らは能力者だった。
レベル0が二人、レベル1が一人、レベル2が二人。
ある少年は、スキルアウトになった。
ある少年は、優秀な兄と比較される毎日にうんざりしていた。
ある少年は、得た能力の偏りを理由に苛められていた。
ある少年は、その能力からあらぬ疑いをかけられた。
ある少年は、能力の種類故に周囲から孤立した。

「俺たちをバカにした能力者どもに」

誰かが呟き、

「俺たちを嘲笑った無能力者どもに」

誰かが合わせる。

車座の真ん中には、鋼と強化プラスチックの武器が幾つも置かれていた。

復讐を。

最後に誰かが囁いた。


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