過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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312:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage saga]
2011/04/18(月) 04:13:14.40 ID:I4/NCWASO
どきりとした。
息を詰め、手の動きを止めた。

薄い壁越しに、音が聞こえる。
足音が近づいて来て立ち止まり、ズボンのファスナーが開く音。
液体が流れる音。

自分がはしたない悪戯に耽るその隣、壁一枚向こうに、男性が居る。
何も知らずに、男根を露出させている。

不意の中断も、美琴の熱を冷ましはしない。
妄想じみた状況把握は、却って身を火照らせた。

両足首を戒める様に絡み付くショーツから靴を脱いだ右の足を抜き、左脚を持ち上げる。
膝裏に左手をあてがい、抱く様にした脚の先で、濡れて重くなった下着が揺れる。
ゆっくりと右手が動く。
荒い吐息が、壁の向こうに聴こえてしまわないだろうかと鼓動が速くなる。
浅く座り、前に突き出す様に開いた処女の部分に、ゆっくりと指先を沈めていく。
掌で小さな肉芽を弄び、指先は入り口を出入りする。

鍵を閉め忘れたスライドドア。
今、音を立てたら、この男性は入ってくるかも知れない。
そうなれば、言い訳の効かない恥態を見られてしまう。

壁の向こうの音が途絶え、ややあってファスナーを上げる音がした。

必死に声を抑え、息を詰め、しかし、危機感と裏腹に身を焼く淫猥な期待感に、
にちゃにちゃと淫らな音が音量とリズムを上げて行く。


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