過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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47:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:16:44.19 ID:93pcym6SO
「それじゃ、本題に入ろうか」
「……っ……あんたは誰よ……」
48:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:21:52.86 ID:93pcym6SO
ある組織が、上条当麻を捕まえようとした。
彼は上手く逃れ、協力者が用意した、あの地下室へ隠れた。
「それで、その組織は上条当麻をロストした。ところが」
49:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:26:26.03 ID:93pcym6SO
ところがまたもや上条当麻は逃げ出し、
僕は彼が君と接触をはかる可能性を踏まえて――
「彼に成り済ました」
50:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:36:53.69 ID:93pcym6SO
「落ち込んでいるところを悪いけどね――美琴、ゲームをしよう」
いつもの顔といつものセリフ。口調だけが当麻と違う。
51:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:46:38.04 ID:93pcym6SO
今までのやりとりで、野次馬が集まっていた。
ロータリーのアスファルトの更に外側に、人垣が出来ている。
その真ん中、スポットライトを浴びて、私は縛られた当麻の股間に顔を埋める。
膝を突いて突き出したお尻を、偽物が抱えていた。
52:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 07:53:34.75 ID:93pcym6SO
思えば当たり前なのだけれど。
そこにあるのは、私の知っているものでは無かった。
私の、私の身体が唯一知っているものは偽物の身体に付いていて、
私を良く知っているそれは、今私の中を撫で回している。
力無く項垂れたそれを手で愛撫する。効果無し。
53:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/02/26(土) 08:06:12.70 ID:93pcym6SO
当麻を救わなければならない。
口に含んだそれは、慣れ親しんだものとは違う味がした。
慣れ親しんだものとは違う匂いがした。
急に吐き気に襲われた。
私の理性は当麻を求め、私の身体は偽物を求めていた。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 10:18:25.65 ID:iPZyomkDO
これ禁書でやる意味あるのか?
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 10:37:47.01 ID:m0l3kUHTo
そんなもん、全編終わるまでわからん。
落ちに禁書ネタが必要不可欠なのかも知れないからな。
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 10:45:27.41 ID:OZuliZ//o
正直VIPのあのスレ見てない人や、見たけど合わなかった人は回れ右、って最初に書くべきだったとは思う
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 11:20:07.00 ID:Cm/JdyqWo
鬱いけど文が上手いから見ちゃう不思議
まあタイトルと前科からして綺麗にまとめてくれることを期待
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