過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/02(水) 01:43:55.99 ID:bfLq3Tb30
何故彼女達がここにいるのかと言うのを説明するには、
少しばかり時計の針を戻す必要がある。





ほんの一時間前、木原は『アイテム』のリーダーである麦野に連絡を取った。

妹達を守るために、彼女達の力を借りようと彼は考えたのだ。

事情を伝えると、彼女達は少し沈黙した後に、二つ返事で了解してくれた。

そうして木原は部下の研究者達に留守を任せて、
『アイテム』の四人と合流し、この場所の守護を始めた。





「……にしても良かったのか?
テメェらにも同じ仕事来てたんだろ?」

木原が聞くと、

「統括理事長か、第一位か。
そう聞かれたら、私は超第一位を選びます」

絹旗が言うと、残りの三人も頷く。

「結局、そっちのが面白そうって訳よ」

「私はあくせられーたを応援している」

「ま、幼なじみのよしみってヤツよ、デューク木原」

誰がデューク木原だ、と返しながら木原はスコープを見る。

何と言うか、端から見ると映画なんかに出てくる殺し屋みたいだった。

「それより、そろそろ向こうも能力者とか来るだろうし気をつけろ」

そう、今のはあくまでも小手調べだ。

そろそろ、能力者が所属する暗部組織が出てきてもおかしくはない。

……まぁ、こちらには超能力者(レベル5)の第四位である麦野や、
大能力者(レベル4)である絹旗や滝壺もいるのでそう心配する事もないかもしれないが。





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