過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/09/17(月) 20:58:44.14 ID:4banzZc80










八月二十七日。

とある廃屋の和室に、刀夜は一人で来ていた。

そこにはすでに待ち人がいた。

最近出会った、『魔術師』だ。

彼は刀夜を見て、その手荷物を眺めてから、置くように促す。

『これで、全部です』

ガサリ、と音を立てて刀夜は両手に抱えたビニール袋を指示されたように畳に置く。

袋の口からは、金メッキの亀の置物やデフォルメされた虎などの、いわば『オカルト』なおみやげが覗いていた。

それらを確認し、白人の男は微笑む。

『よろしい、では並べましょうか』

この通りに、と男は何かメモを刀夜に手渡す。

彼はそれを受け取ると、おみやげと交互に見比べながら、その一つ一つを一メートル四方の正方形の紙の上に載せる。

正方形の紙は何枚も部屋中に敷かれており、それら全てに似たような魔法陣が描かれている。





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