過去ログ - 婚后光子「アナタは…」一方通行「あァ?」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/27(日) 22:35:05.68 ID:8T1aQw5qo
「残念♪もうちょっと気をつければこんなことにならなかったのにねぇ?」

「えっ…」


この言葉と共に目の前の男が消える。

次の瞬間には両手が紐のような何かで纏められあげ、首筋にナイフが押し当てられていた。
いつの間に後ろに回り込まれたのかと、考える暇もなく冷たいナイフの先が円を描くように首周りをなぞる。
「ひっ」と婚后が小さな悲鳴を上げたのを聞いた男は、満足そうにナイフを手で弄びながらこう続けた。


「空力使いってのは、手で触れた部分の物を気流で操る能力だろ?
こうして両手を縛って、物体に触れれないようにすれば途端に何にもできなくなる。
怨むなら風力使いじゃなかった自分の能力を怨むんだな」

「くう…」

「それにしても…随分と可愛らしい声あげるじゃないの。よく見たらなかなかの身体してるし…」


男は舐めまわすようにいやらしい目線を向けてくる。


「アナタ…方は……無能力者じゃ…ありませんの……?」

「は?ひゃははは!!こりゃ傑作だ!!
確かに俺は"スキルアウト"とは言った。だが全てのスキルアウトが"レベル0"だと思ったら大間違いだぜ?」


男がしたり顔を浮かべての見て初めて、婚后は自分の失態を悟った。



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