過去ログ - 婚后光子「アナタは…」一方通行「あァ?」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/28(月) 13:23:04.43 ID:LGsIJ4Jto
「が…あ…?」

「だから言ったろォが。最初からケツまくって逃げてりゃこンなコトにはならなかったのによォ…。
まだ素手なら腕の骨が折れただけで済ンだろうが、ナイフを使ってきたオマエの運が悪かったってこった」


首筋から噴き出る液体。
それは少年から発せられたものではなく、男から発せられたものだった。
生温かくて、真っ赤なソレはほぼ放心状態だった婚后光子にも降りかかる。


「ひっ…」

「ガキがこンなとこうろついてンじゃねェよ、さっきみたいなやつに又襲われンぞ」


婚后は怯えながらも眼前の少年に問う。


「貴方は…」

「あァ?」

「貴方は…何者なん、ですの…?人を躊躇なく殺したりできるなんて…正気じゃありませんわ…」

「確かに俺は狂ってるンだろォな。ンなこと言われずとも分かってる。
だが世の中には知らなくていいことがたくさんあるンだよ、特にこの学園都市じゃな。」

「ですが…!」

「ぐだぐだとうるせェンだよ、ちょっと寝てろ」


―少年の右手が頭に触れた瞬間、婚后光子の意識は暗転していった。



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