過去ログ - 浜面「俺達は新生アイテムだ!!」 デルタフォース「・・・」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/28(月) 21:15:33.51 ID:0jr8aoYQo
 
白濁色の髪をした少年は車の方にはなんら興味を示すことなく、歩いていった。その様子はどこかイラつきを感じさせる雰囲気だった。 車の中で静寂が訪れた。いや、エンジンの音だけがむなしく響き渡った。自分達がなぜ無事なのか、なぜ相手が無事なのか。その答えが分かりさらにむなしさが広がる。

麦野「第一位……」

フレンダ「あははは……笑えないわけよ」

滝壺「……」

車は止まっていた。何もダメージを受けずに。この車の全ての運動エネルギーが根こそぎ消滅した。

絹旗「超凄すぎでしょ、超反則です」

麦野「ふん。前はデフォルトが反射とか言っていたけど、今は違うみたいね」

フレンダ「反射だったら、私たちお陀仏なわけよ」

滝壺「はまづら……大丈夫じゃなかったね」

浜面「……はい」

反論の余地はない、相手があの一方通行じゃなかったなら、大変なことになっていた。
こちらを振り向かなかったところから見ると、ぶつかったことにも気づいていないほど何かに気を逸らされているようだ。

麦野「良かったわねー浜面。あれが相手となると、私でさえ持たないのに」

絹旗「超珍しいですね。麦野が弱気なんて」

麦野「あれを見て、勝とうなんて気起こすのはただの馬鹿よ」

フレンダ「結局、触らぬ神に、祟りなしってわけよ」

滝壺「はまづら、今度から安全運転」

浜面「……ああ」





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