56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/06(日) 23:47:02.05 ID:cWK+k8160
積雪は面食らったように唸る。
「…便利な能力ですね、『窒素装甲』。」
「望んで手に入れたものでは、超ないですけどね。」
これは――奪われないために身についた能力だ。
自由を
尊厳を
未来を
家族を
身につけたというよりも身についたもの。
憑いたもの。
「それより、『家族』っていうのはどういうことなんですか?積雪さんは超『罪口』ですよね?」
疑うように
抉るように
じろりと目を向ける愛織。
一応、義手をつけてくれた恩人なので睨むようなことはしないが。
「…」
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