67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:03:09.79 ID:bDcKIkGj0
「まぁそういうわけで伊織ちゃん、そろそろ私はタイムアップだ。」
「えー、哀川のお姉さんどこ行くんですか?私一人で人識くんを探すんですかあ?」
いんや、と指を振る哀川さん。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:04:31.07 ID:bDcKIkGj0
「しょうがないじゃん。見つからなかったんだから。これ終わったらロハで人識くん探し請け負ってやんよ。」
と言って、一枚の写真を取り出した。
それは――偽者が持っていたものと全く同一のもの。
哀川潤の目が暗くなる。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:06:03.16 ID:bDcKIkGj0
「こいつ、いい奴だったんだぜ?本当に。それがこうだ。学園都市の闇に堕ちたとか言ってたが…。」
人類最強は空を見上げた。
といっても、ここから空は見えない。
木々の葉が折り重なるように
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:08:39.28 ID:bDcKIkGj0
「哀川のお姉さん…泣いてるんですか?」
「…はっ!一歩間違えば私も、真心ちゃんもこうなってておかしくなかったからな。おかしくて涙が出ただけだよ。」
また強がって…
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:14:52.79 ID:bDcKIkGj0
「…うふ、うふふふ…。」
不気味に笑う。
嗤う。
零崎双識が最後に発掘した才能。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:16:26.12 ID:bDcKIkGj0
「わかりました。では、零崎を――開始します。」
「あはは、その意気だよ。伊織…いや、えーと。」
「舞織です。お兄ちゃんにつけてもらった、名前。零崎舞織。」
73:名無しNIPPER[sage]
2011/03/07(月) 18:06:07.45 ID:/QiyTUXDO
今気づいた。乙〜
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:09:32.13 ID:IsVcDC9H0
自分で書いてて惰性感がすごい。
さっさと簡潔させよう。
というか設定無視のカップリング系が多い理由がわかった。
その方が書いてて楽しいもん。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:14:50.46 ID:IsVcDC9H0
◆ ◆
「趣味の悪い棺桶だよなぁ。ガラス製の円筒形で液体入りときた。下らねえ。」
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:15:54.54 ID:IsVcDC9H0
その一室
四角いスペースの真ん中
円筒形の透明な容器に満たされた赤い液体の中で
逆さまに浮かぶ男がいる。
この空間に照明具の類は存在しない。
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